こんにちは。
私達夫婦は、2020年2月に結婚して、
元々は2021年5月に東京でウェディングフォトを撮る予定でした。
しかし、旦那さんが2021年5月に中国に赴任になってしまい、残念ながら予約をキャンセルしなければなりませんでした😭
その後、街の至るところでウェディングフォト撮影を行なっている中国で暮らしていて、
「中国でウェディングフォトを撮るのもいいな〜」と思うようになりました。
そして、2022年8月にようやく広州でウェディングフォトを撮ることができました!
今回はそのことについて書いていきたいと思います✨
【フォトスタジオ選び】
中国で、ご飯屋さんについて調べるときによく使う「大众点评」というアプリがあります。
日本でいう「食べログ」のようなものですが、ご飯屋さんに限らず、お店や遊ぶスポットやホテルや美容院など何でも調べることができます。
まずは、この「大众点评」でウェディングフォトを撮ることができるスタジオを探しました!
調べてみると、近所にはたーくさんのスタジオがありました。迷いましたが、場所、口コミ、値段、写真の雰囲気など色々考えて…
「FamOus婚纱摄影」というスタジオに決定しました。
【事前打ち合わせ】
スタジオを決めた日にそのままスタジオに向かい、予約をしに行きました。
当日は、ネット上に載っている住所と実際の店舗の場所が異なりゴタゴタしてしまいましたが、無事にスタジオにたどり着き、予約をすることができました👍
予約をした日にそのままプランや撮影場所を決定しました。
ちなみに我々が選んだプランは
●衣装は4着
●撮影場所はスタジオと、「东湖」という公園(?)の2箇所
●写真データとポスター1枚、額縁入り写真が5つもらえる(多い…)
●指輪とブレスレットももらえる
●シンプルなウェディングドレスももらえる(いらない…)
●こんなに色々ついて4,990元(約9万円)😳😳
(実際は少し衣装をグレードアップしたりしているので、もう少しかかっていますが)
日本と比べると、かなり安いんじゃないかと思います。
こんな感じでプランを決め、衣装を選ぶ日と撮影する日も決めました。
【衣装選び】
なんせ4着も着ることができるので、衣装選びもとっても大変でした…
4着の種類としては
①カラードレス
②ウェディングドレス(Aライン)
③ウェディングドレス(マーメイド)
④中国式の礼服
を選びました。
4着も着ることができるので、思い切って1つは中国式の衣装にもチャレンジしてみました!
私のドレスを決定した後に、それに合わせて旦那さんのタキシードを選びます。
①カラードレス+カラーのタキシード
②ウェディングドレス(Aライン)+黒のタキシード
③ウェディングドレス(マーメイド)+白のタキシード
④中国式の礼服
衣装のスタッフさんが手際良くサッサッと着付けをしてくれます。そのおかげでおそらく1時間ちょっとで全ての衣装を決め終わったような記憶です。
少しびっくりしたのが、今中国ではブラックのドレスが流行っているそうです。
スタジオの衣装部屋でも、どのカラードレスよりもブラックのドレスが1番広い面積を占めていました。
スタッフさんがブラックのドレスで撮影した写真を色々見せてくれて、ゴスロリっぽい雰囲気でたしかに可愛かったですが、私は色のあるドレスを着たかったのでやめました。
【撮影当日】
そしてついに、撮影日当日がやってきました!!
朝7時30分に集合したので、めちゃくちゃ眠かったです…(終わったのは確か19時頃です)
まずはヘアメイクです。
私は、このヘアメイクの際に中国らしさをとても感じることができました。
中国の美容院等に行った時にもよく感じるのですが、中国の美容系の方々は日本に比べて、より「完璧な美」を求めているような気がします。
ベースメイクはそばかすひとつ許せない。
髪の毛は一本でも違う方向を向いていたら、ヘアアイロンを当て直す。
こんな具合でこだわってこだわって時間をかけてヘアメイクをしてくれました。(旦那さんも同じようなことを感じたと言っていました。)
メイク道具は中国のものだけでなく、日本のものや韓国のものなど、見慣れたブランドがたくさんあって、ちょっと安心しました。
私のヘアメイクを担当してくれたのは、メロンの匂いがするお姉さんでした。(メロンの香りの香水でもつけてたのかな?)
メロンのお姉さんは、私達夫婦が外国人であることを面白がってくれて、
近くに別のスタッフが通りかかると、
メロン 「この子(私)に『あなたは何人?』って聞いてみて!』
別のスタッフ「は?中国人でしょ?」
(一応乗ってくれる)「何人ですか?」
私 「日本人です…」
別のスタッフ「うそー!」
メロン 「すごいでしょでしょ」
このやりとりが何回かありました。聞いてみると、スタジオに外国人が撮影に来ることはほとんど無いそうです。
メイク中、私が外国で暮らしていることや、私のカタコトの中国語をずーっと褒めつづけてくれて、めちゃくちゃ嬉しかったです…😢
そして、撮影に移ります。
衣装は全部で4着あるので、撮影しては着替えてヘアメイクを直してを繰り返します。
撮影は、シソンヌの長谷川さんにそっくりなカメラマンさんが担当してくれました。
長谷川さんともう一人、中学生か高校生ぐらいの若いアシスタントさんがついてくれていました。
アシスタントさんは、撮影器具を運んだり、我々に撮影の指示を出したり、小道具を準備したり、衣装やヘアメイクを整えてくれたり、色んなことをしていました。
アシスタントさんが若すぎて最初はびっくりしたのですが、他のカメラマンさんにもすごく若いアシスタントさんがついていたので、中国ではそういうものなのかな…?と思いました。
長谷川さんは陽気で明るくて、また、無駄打ちを全くしないカメラマンさんでした。
プロのカメラマンさんって、パシャパシャたくさんシャッターを切るイメージですが、長谷川さんはポーズを事細かく指定したあと1回か2回パシャリとボタンを押すだけです。
撮ってもらっているときは「これで大丈夫なのか?」と少し不安になりましたが、後日データを見て素晴らしい出来だったので安心しました。
効率よく撮っていただけたみたいでよかったです。
また、少し想像と違ったのが、撮影場所のバリエーションです。
衣装が4着なので、てっきり撮影場所も4箇所だと思っていたのですが、
1つの衣装を着ている間に場所をたくさん移動して、さまざまな背景で撮りました。
おかげで終わったときは疲労困憊でした…
以下、頑張って撮った写真達です!
①カラードレス+カラーのタキシード
広州タワー前
公園内の木がたくさんある所
橋の上
並木がある橋の上
②ウェディングドレス(Aライン)+黒のタキシード
黒背景
白背景
パーティー会場のセット
グレー背景
ソファのセット
白いお花がたくさんあるセット
テラスのようなセット
教会のセット
赤い薔薇のセット
③ウェディングドレス(マーメイド)+白のタキシード
馬車(キラキラは合成です)
屋外パーティー会場のセット
JUST MARRIED(こちらもやはり合成です)
ピアノ
ジャングル
ピンクのお花のセット
④中国式の礼服
白背景
赤背景
黄背景
こんな感じで、とにかくたくさん撮影しました!
内容が盛りだくさんで、とても楽しかったですが、
めちゃめちゃ疲れました…
特に中国式の衣装の冠がちゃんと金属でできていて、頭がとれるかと思うぐらい重かったです😭
それでも、本当にいい思い出となりました。「また節目に撮影に来るのもいいかなあ」と思っています。
【おまけ】
これが、特典のうちの1つのポスターです。
なんと大きさは160cm×60cm!!
こんな感じの特大のポスターをお家に飾るのは、中国人あるあるだそうです。